京都のこと。

2/28午前に京都入り。夜までリハをした後カルテットメンバーで夜の街をお散歩。能楽堂やホテルは京都駅から地下鉄烏丸駅で5駅ほど。夜の街は静かで穏やかで、とても綺麗でした。街の至る所にある神社や、風情ある建物に魅了された散歩でした。

本番の日は、早起きをして京都御所へ。金剛能楽堂のすぐ向かいに京都御所があり、源氏物語の舞台ともされている場所。うすく霧がかかり空気が澄んでいて、真っ直ぐ続く道と広大な空間。神聖な空気を浴びて、歴史を思いながら.. 歩きました。時間が足りなかったので、いつかまた、じっくり拝見したいです。

休憩時間は、能楽堂のすぐ近く’とらや’へ。生菓子とお茶をいただきました。楽屋では、のんびりと楽しいお話をしながら、毎日みんなでご飯を食べて。演奏のことも真剣に話し合えて、本当に良きメンバーでした。大岩くん、河合くん、まきちゃん、どうもありがとう🍵✨

実は今回、妹も聴きに来てくれて!素敵な時前のお着物を着て来てくれました。応援、嬉しかったです。本番で着た衣装はデザイナー時廣真吾さまが作ってくださったもの。和を感じるドレスの裾は長く歩くと美しくなびき、とても綺麗でした。歩き方を練習したのも良き思い出。

短い時間でしたが、たくさんの良きご縁をいただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました🌸

3/1源氏物語@京都金剛能楽堂

3月1日(土)京都金剛能楽堂
「遠藤征志 源氏物語54帖の響 京の舞 千年の時を繋ぐ」

昼公演13時開演 「光君とまばゆい光に包まれた女たち」
夜公演18時開演 「男君と女君、彼らのすれ違う心」

◆出演者
作曲 / ピアノ   遠藤征志
能楽師      辰巳満次郎
(宝生流 シテ方)
語り       篠井英介
作家       角田光代
弦楽四重奏
大岩直樹(vc)
若旅菜穂子(1st Vn)
河合晃太(2nd Vn)
松宮茉希(Vla)

🌸

ピアニスト・遠藤征史さん作曲の源氏物語の演奏に合わせ、辰巳満次郎さんの能、篠井英介さんの語り、源氏物語を翻訳された作家・角田光代さんの解説、そして我々カルテットも演奏に加わり、非日常の世界観の中とても幻想的な舞台となりました。

能楽堂に入るのは人生で初めての経験。そして一流の舞台役者さまの演技を拝見し、表現力や迫力、舞台に向かわれる姿勢に圧倒されて大きな刺激を受けました。役者さんの所作や言葉遣い、姿勢、礼儀作法、すべてとっても美しくて.. 。演技を拝見しながら心が洗われるような、すっと染み込むような不思議な世界に引き込まれました。

カルテットの演奏は遠藤さんの演奏に心地よく乗らせてただき、衣装デザイナー時廣真吾さんの素敵な衣装と共に心地よく演奏をさせていただきました。

カルテットのみんなとは、移動も楽屋もお食事もずっと一緒に過ごさせてもらって。優しく愉快なメンバーのおかげで今回の演奏の旅が楽しく過ごせた気がします。感謝💐💐そして、貴重な機会をいただけたことに大きな感謝を。またみなさまとご一緒できることを夢見て..。旅の思い出は次の記事で。

新春コンサート

振り返り。

毎年1月初旬、ジャスクラリネット奏者・花岡詠ニさん、そして花岡バンドの皆さまと演奏をご一緒させていただく新春コンサート。今年は1/11、ティアラこうとう小ホールにて演奏させていただきました🌸

BAND : Cl.花岡 詠二 Gt.佐久間 和 Cb.加藤 人 Pf.山本 琢 Per.武田 将 / Quartet : Vn. 若旅 菜穂子・魚本 あつ子 Vla.山本 彩 Vc.三澤 亜美

毎年花岡先生やバンドのファンの皆さまで満席になるこちらの公演。今年も客席からあたたかいご声援をいただきました。私はカルテットの一員として弾かせていただき、ジャズやクラシカルなカルテットの作品を数曲お弾きしました。

もう15年?ほどご一緒させていただいるコンサートになります。コンサートが長く続くことも素晴らしいし、何歳になられても一線でライブをこなし素晴らしい演奏を披露される先生の姿は、尊敬しかありません。終演後の打ち上げも、わいわいとみんながHappyな雰囲気がとてもすき。来年も元気にみなさまに会えますように🎻

源氏物語54帖の響

1つ前の投稿の詳細を。3/1は京都金剛能楽堂で演奏をさせていただきます。

源氏物語54帖の響 京の舞 千年の時を繋ぐ

3月1日(土)京都金剛能楽堂 

昼公演:13時開演 「光君とまばゆい光に包まれた女たち」
夜公演:18時開演 「男君と女君、彼らのすれ違う心」
(昼・夜はそれぞれ別の演目で行います)

作曲・ピアノ:遠藤征志 / 能楽師:辰巳満次郎(宝生流 シテ方) / 語り:篠井英介 / 作家:角田光代

弦楽四重奏:1st Vn.若旅菜穂子 2nd Vn.河井晃太 Vla.松宮茉希 Vc.大岩直季

「源氏物語54帖の響」
千年の時を繋ぐ新たな形で物語を蘇らせる壮大な公演。約100万字にも及ぶ源氏物語の54帖をテーマに、作曲家 / ピアニスト遠藤征志が8年の歳月をかけ創り上げた源氏物語54帖全57曲。その一つひとつが、物語に登場する人物の感情や心の機微に焦点を当て、音楽の力で物語の本質を表現します。本公演は、歴史と文化が息づく京都・金剛能楽堂に於いて開催。ピアノ演奏を担う遠藤征志氏に加え、能楽師 / 辰巳満次郎氏、語り手・俳優 / 篠井英介氏、作家 / 角田光代氏、そして弦楽四重奏団の共演により、源氏物語の世界が立体的に描かれます。角田氏の現代語訳やメッセージは、千年前の人々の想いや葛藤が現代の私たちにも通じるものであることを教えてくれます。そして公演を通して、「源氏物語54帖の響」の持つ普遍的なメッセージを実感下さい。

昼公演「光君とまばゆい光に包まれた女たち」では、光源氏と彼を取り巻く女性たちの華やかさがテーマ。一方、夜公演「男君と女君、彼らのすれ違う心」では、人間関係の複雑な心理やすれ違いが描かれます。それぞれの視点から物語の魅力を楽しむことができるのも、本公演ならでは。「源氏物語54帖の響」は、在スペイン日本国大使館主催公演で大きな成功を収め、国際的にも高い評価を得たプロジェクトです。源氏物語の新たな魅力をぜひご体感ください。(遠藤征志さんHPより)

🎻

源氏物語@京都

3/1(土)はこららに出演をさせていただきます。京都の金剛能楽堂で弾かせていただく’源氏物語54帖の響’。私は弦楽四重奏のメンバーとして演奏させていただきます。ピアニストの遠藤征志さんの演奏・曲と共に源氏物語の舞台が繰り広げられ、今まで体験したことのないコンサートとなりそうです。

仕事で京都、何年ぶりだろう。能楽堂に入れる機会、とても貴重ですよね。3月の京都は初めてなので、どんな景色が見れるか、にも期待⛄️