ご来場どうもありがとうございました!

3/20 ストリングカルテット’凛’ 第1回演奏会、ご来場いただきどうもありがとうございました。

コンサート前日は雪が降って珍しいお天気となりましたが、当日はよい天気に恵まれ、会場も満席のお客様にご来場いただきました。🌸

プログラムは、ベートーヴェン第10番’ハープ’、ウェーベルン’弦楽4重奏のための緩急楽章’、ショスタコーヴィチ第8番の3曲。アンコールは、平和を願い、モーツァルト’アヴェヴァルムコルプス’を演奏しました。🌸

Vla.貴子さんにお声をかけていただきカルテットの一員となりましたが、経験も経歴も素晴らしい先輩方と演奏することになり大きな緊張がありました。自分に務まるのかと不安もありました。結成後は、約1年をかけて少しずつ音出し会をして、お食事の機会にたくさん話をしてお互いの理解を深めていきました。そんな時間を過ごさせていただく中で、メンバーへの敬意は大きくなり弾くことがだんだんと楽しくなっていきました。毎回山のような学びがあり、リハの時間は私にとって財産のような貴重な時間となりました。本番は、仲間を信じて安心をして演奏をしました。会場の皆様もあたたかな拍手をくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりました..🌸

この日の経験を今後の成長に糧にして、良き演奏をお届けできるようこれからも精進してまいります。

感謝と安堵でいっぱいだった日。

ご来場、そして応援どうもありがとうございました。🌸 

今回、チラシをはじめ演奏会を素敵に飾ってくださったデザイナーの本間雅樹さんにも感謝。紙のプログラムとは別に、ネット版プログラムを作ってくださいました。とっっても素敵。曲解説やプロフィールも掲載しておりますので、よろしければぜひご覧ください。↓

https://string-quartet-lin.studio.site

明日。

明日はいよいよ’凛’の本番。チケット完売、どうもありがとうございます。

今日は予想外の雪が降ったり、思いがけないことが起こるものですね☃️ホールは階段などもありますので、どうかお足元気をつけていらしてください。

開場13:30/ 開演14:00 会場’マリーコンツェルト’→https://malykoncert.com

前の記事でベートーヴェンの聴きどころを書かせていただき、その後他の演目のことをコツコツと書いていたのですが、少し前から続く体調不良で打ち込みを断念.. 事前に書けずすみません..終演後に改めて、ゆっくりと、曲のこと、コンサートのことについて書かせてください。

明日は会場でお目にかかれることを楽しみにしています🌸

プラネタリウムのお知らせ

残り少なくなった今月の公演、’宇宙を旅するクラシック’@有楽町プラネタリアTOKYO💫毎度満席のお客様のご来場、どうもありがとうございます。

昨日は出演予定日、公演を楽しみにしていましたが、急な体調不良によりメンバーを変更して公演を行わせていただきました。

kokon quartet / Vn.中澤沙央里・Vn.由良卓也・Vla.松宮茉希・Cb.渡邉紘

お引き受けくださった由良さん、そして対応してくださったメンバーのみなさん、スタッフみなさま、感謝の気持ちでいっぱいです。そしてご迷惑をかけて申し訳無い気持ちでいっぱいですが.. 一日も早く回復して、今後の公演でお返ししていけたらと思っています。

お席はすでに完売御礼。残りの公演も元気に迎えられるよう回復に努めます。

4月からの新公演のご案内も、今後もまた更新していきますね💫

3/20 完売のお知らせ

コンサートの応援、ありがとうございます。

ありがたく嬉しいことに、3/20弦楽四重奏’凛’第1回演奏会、公演チケット完売となりました..‼︎

ご都合をつけてくださった皆様、ご検討いただいた皆様、本当にありがとうございます。

素敵なチラシを作ってくれたデザイナーの本間くんにも心から感謝。

明日はラストのリハーサルです。まだ本番を迎えていないけど、すでに少しさみしい気持ち。アンサンブルを作る時間やメンバーみなさんがとても好きなのです🎻

当日、みなさまにお目にかかれることを楽しみにお待ちしています。

凛。ベートーヴェンのこと。


弦楽4重奏’凛’ 3/20のコンサートまであと少し。お席も満席間近になり嬉しい限りです。応援いただきどうもありがとうございます。

Vn.若旅 菜穂子 ・ 杉本 真弓 / Vla.手塚 貴子 /Vc.薄井 信介

演奏会のプログラムについて、曲ごとに綴っていこうと思います。まずは1曲目にお送りするベートーヴェン乃弦楽4重奏のことを。

まず、カルテット結成のお話から。ビオラの手塚貴子さんより、カルテットをやりませんか?とお誘いをいただいたのがきっかけで’凛’が生まれたわけなのですが、貴子さんの1番の目標はベートーヴェン弦楽四重奏全16曲を演奏したい、というものでした。私も同じように、ベートーヴェンをしっかり学びたい気持ちがあり、他のメンバーもその思いは同じでした。

ベートーヴェンは、多くの作品を残していて代表作を上げるにも迷ってしまいますが、9つの交響曲、32曲のピアノソナタ、16曲の弦楽四重奏曲は中でも最も愛され傑作と言われています。ピアニストだった彼が作曲したピアノソナタは類のない名作。月光・悲愴・熱情などはとても有名ですね。9つの交響曲は、運命・田園・第9などと呼び名があるものもあり馴染みのある曲が多い中、弦楽4重奏曲はどうでしょうか。

馴染みのある曲はぐっと減るように思います。ではなぜ、ベートーヴェンの4重奏が愛され傑作と言われているのか..

その理由は、私も現在進行形で探しているし、日々気づいているところです。

4重奏は小さなオーケストラのようなもの。弦楽アンサンブルをするのに、一番適した最小の編成で、かつ大事な声部を十分に表現できる編成だと感じます。彼の4重奏の魅力は、作風や構造にも多くあるかと思いますし、とても良い意味で内向的に感情が表現をされているところかと。喜怒哀楽、渦巻く感情、悩み、苦しみ、安らぎ.. 人間らしい感情が4人のアンサンブルの世界の中で繊細に書かれています。

譜面を忠実に読むほど、彼の伝えたいことが見えてきます。楽譜の緻密さ、そして繊細に並べられた音符の構造に驚きます。強弱、音色、速さ、あらゆる奏法で感情を表現しようとする作業に加えて、彼の生きた時代の奏法だとどう弾くのか、とか、’凛’の解釈はこれ、というイメージを固める作業をリハーサルで行っています。

いつも同じ楽譜を見ているのに、毎度新しい発見がある。ずっと新鮮。そんな奥深い作品だからこそ、カルテットによって違う解釈が生まれ、それぞれの個性ある演奏が楽しめる。それも愛される理由かなと考えます。

今回演奏する第10番は、第1楽章にあるpizzicato(指で弦を弾く)奏法がハープを連想してさせることから’ハープ’と呼ばれています。いずれ全曲弾くということで、他のプログラムとのバランスを見て10番を選びました。色んな景色、色んな感情を眺めながら曲をお楽しみいただけたら幸いです。

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